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安藤美冬さんの言葉が良かったので

安藤美冬さんがさっきNHKの番組「ニッポンのジレンマ」 に出てて言ってた一言が心に残ったのでメモっときますね。

「情熱が恐怖に勝る時が来る」だって。 いいね。
安藤さんもあんなに騒がれてるけど、フリーの当初は半年で4万円しか稼げなくて、通帳にゼロが並び続けて、本当に悩んだそうです。 でも情熱が、その恐怖や悩みに耐える力をくれたんだなって思います。 
今自分もそんな状況にいるので、こうゆう言葉は本当に勇気をもらえる。 そしてすんごく共感できますね。

それは良いとしてね。

この番組内の観覧者などの意見で、失敗しても再チャレンジする環境がほしいだとかなんだとか、日本の環境に不満を言う意見がたくさん出ていて、自分は「ん?」と思ってしまう。
いいわけだろ、と。


この国にいれば、失敗しても食っていける。 バイトなんて無限にある。
他の国は失敗したら、もしくは仕事がなかったら、もっと言えば食べ物を得られなければ、それは限りなく「死」に近づいていく。

この国にいれば、体さえ動けばなんかしらの仕事はある。 飲食業なんて常に人手不足で困ってるし。 日本人に生まれた時点で、失敗しても再チャレンジする環境は整ってるんですよ。
まず「生きる」ベースで考えられる時点で、再チャレンジできる地盤があるんですよ。

これからの若い人達は「社員=成功、非正社員=失敗」みたいな考え方は捨てなくちゃダメなんじゃないかと思うっす。 

以前本で読んだけど、タリーズ創業者の松田公太さんは、創業時7000万円の借金をしたときに、相当な不安とプレッシャーの中にいる自分と戦っていた、そんでふとコンビニの求人の張り紙を見たときに、「もし失敗しても死ぬまで働けば7000万円は返済できるじゃん」って思ったらスッキリしたそうです。

スティーブジョブスだって、「死ぬこと以外に失敗はない」って言ってたけども、成功する人は置かれた環境の中で、その環境に自分をフィットさせて、自分を高めて、その環境を克服する。
でもそうじゃない人は環境や周囲のせいにする。

なんしろ、何かのせいにしているうちはなんもできないんじゃないかな。



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