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日本の高度な技術から考える「おもてなし」の行く末

おもてなしと言ったらこの人みたいになっちゃっいましたね、滝クリさん。
いつ見てもきれいですね!

僕らのようにサービス業をやってる人は「おもてなし」を日常のように考えていると思います。
だけどいくつかのニュースなどを見てちょっと思ったことがあります。

日本ブランドのテレビが3D(3次元)やって全然売れなくて、んでもって今度は4K(すっごく綺麗らしい)で復活を狙うとか言っているそうです。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140106/bsb1401060502000-n1.htm

んで2013年に売れた冷蔵庫はいろんな機能がついてるやつよりもシンプルな型が売れたそうです。

んで親が乗っている車をたまに借りて乗っていると、ハンドルにわけ分からないボタンがたくさん着いててマジで運転しづらいです。

何が言いたいかというと、先進的な技術や新しい機能をいくらくっつけても、ユーザーが「便利だわー、使いやすいわー」ってならなかったら「邪魔」でしかないなってことです。

第二のジョブスって言われてるジャック・ドーシーなどが言っていたのは、既存のシステムの中間の手間をテクノロジーや技術で取り去ってしまうことができれば、大きなビジネスになるって言ってました。

I-phoneはいろんな物や手間を一個にまとめて、そして圧倒的にシンプルにしたからこそ、ここまで成長したのは言うまでもないです。ケン・シーガルの「think simple」を読みましたが「シンプルの裏には圧倒的な複雑さがある」って言ってました。シンプルにするためにはすっごく複雑なテクノロジーがあるってことだろうなと思います。

今テック系で伸びてるとこって、最高の技術を駆使して複雑さをなくそうとしているのに対して、日本の大手ブランドって技術をぶっ込みまくって逆に複雑にしてる感じがしちゃうんですけど、そー思うの自分だけなのかな。。。

そんで「おもてなし」の話に戻ると、

日本のサービス業って世界一クオリティが高いと思います。ですが「おもてなし」を追求しすぎてそれが一人歩きしたら、お客さんは「もういいからほっといてくれ」って思う人も出てくるんじゃないかなと思うです。 
「おもてなし」の言葉がワーワー言われはじめたころに、たまたまテレビつけたら、都内の高級ホテルの接客教育のシーンがリポートされていましたが、どのタイミングで窓のカーテンを開けるとかまで教育されてて、それってもう「うざいレベル」に入るんじゃないか?って思ってしまいました。

度を超えるともうそれは「おもてなし」ではなくなります。そのバランスの追求と、あとは日本のサービス業(特に飲食業)はブランド化によって「付加価値」をあげることを考えるべきだと思います。

こんなことを考えていたら、「付加価値」って本当に難しいなって思いました。いい気付きになりました。 
ファッションとかも「柄と柄で合わせるってダサい」って言われてたのに、今では逆にそれが流行だったりするわけです。結局ないものねだりな方向に向かっていくのが人間の流れなのかなと思います。 

いつもどおりまとまりのない内容ですが、思ったことをつらつら書いてみました。わら
おやすみー






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