難民とは?
「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々と定義されている。今日、難民とは、政治的な迫害のほか、武力紛争や人権侵害などを逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めた人々を指すようになっている。 また、紛争などによって住み慣れた家を追われたが、国内にとどまっているかあるいは国境を越えずに避難生活を送っている「国内避難民」も近年増加している。このような人々も、難民と同様に外部からの援助なしには生活できない。適切な援助が実施できなかった場合、これらの人々は国境を越えて難民となり、結局、受け入れ国の政府や国際社会は、より重い負担を強いられることになってしまう。
自分が青年海外協力隊でキリバスに行く際の経由地、jicaフィジー事務所で見た1冊の写真集
それは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR: United Nations High Commissioner for Refugees)
によって出版された写真集だった。
見始めて5分後には、涙がぽろぽろと出てた。
その中でも一枚の写真が、まだ頭に残ってる。(上の写真ではないけども…)
なんでだろ?もっとすごい写真もあったけど、その写真が頭に焼き付いてる。
両手に果物を数個ずつ持って、
国境まで歩いてUNHCRのスタッフに保護された瞬間の3人の家族の写真。
男の子と女の子ひとりずつと、お母さん。
お父さんはすでに殺された。
手に果物を数個持って、絶望の先を見るような顔でUNHCRのスタッフにもたれかかるお母さん。
その後ろには、同じくりんごをひとつだけ持って、泣きながら歩く男の子と女の子。
朝、いきなり武装した人が入ってきて「この国から出て行け」
とっさに、目に止まった果物を掴み追い出された。
そして、何キロも何十キロもの国境までの道を歩いてきた。
そして、そんな途方もない現状で、
現地で動き回っているUNHCRのスタッフ達に尊敬の念を抱いた
そんな人々が今この時間も時を一緒にして生きている。
なんもできない、でも知ってることが大事だなーってつくずく思う。
一生こーゆう差はなくならないと思う。
なんもできないけど、じゃー関係ないって考えになれない。
てかそんな考え方で終わらせられる人間になりたくない。
日本は幸せだなー、しかし。
読んでて泣いた。
返信削除‘なんもできないけど、じゃー関係ない’
自分も、そんな風に考えたくない。
微力でも、自分は何が出来るか、考えようと思う。
ありがとう
その少~しの微力で、一日を過ごせる人がいるんですから、それって無駄じゃないんですよね、やっぱり。
返信削除コメントありがとうございます!